M4は、車内などUSB Type-Cで継続給電できる場所で必要なときに複数端末をつなぐ人には検討しやすい一方、電源のない場所で単体利用したい人や大容量通信を日常的に続ける人は、給電方法と100GBの使い方を先に確認したい製品です。まず給電が必要な理由と車内での使い勝手を確認し、次に100GB・365日の利用条件、容量管理、通信エリアと接続台数を順に整理します。最後に、どのような車内利用に向くかを購入前チェックとともにまとめます。
M4は、車内のUSB電源などからUSB Type-Cで給電しながら、必要な場面でスマートフォンやタブレットをネット接続したい人に検討しやすいモバイルルーターです。国内向けの100GB・365日プランで、月額契約や端末返却なしで利用できます。
ただし、本体にはバッテリーを搭載していません。電源を確保できない場所で端末だけを持ち歩いて通信を続ける使い方には向きません。また、100GBには上限があるため、動画視聴を含む大容量通信を日常的に行うなら、年間での容量配分や追加ギガの運用を受け入れられるかが判断のポイントになります。
車内などでUSB Type-C給電を継続でき、必要なときに通信を用意したい人
月額契約や端末返却なしで、100GBを1年かけて配分したい人
電源なしで単体利用したい人や、大容量通信を頻繁に行う人は給電方法と容量管理を先に確認したい

M4はバッテリー非搭載のため、使っている間はUSB Type-Cからの給電が必要です。動作に必要な電源はDC 5V-1Aなので、車で使うなら、まず車内でこの給電を続けられるかを確認しておくと安心です。
確認は「電源があるか」「給電が止まる時間があるか」「何台つなぐか」の順に考えると分かりやすくなります。車内USB電源を使う場合も、エンジン停止中などに給電が途切れる状況があるなら、その間は本体単体で通信を続けられません。持ち出し先でも使いたいなら、USB Type-C給電を継続できるモバイルバッテリーなどを用意できるかも確認対象です。
本体は88×34.5×14.5mm、重量30gです。車内に置く端末としてはコンパクトですが、置き場所だけでなく、そこまで給電ケーブルが届くかもあわせて見ておきましょう。
接続台数は最大8台、推奨は4台です。家族のスマートフォン、後席のタブレット、カーナビなどを同時につなぐ予定なら、最大台数だけで判断せず、普段から接続する台数が推奨4台の範囲に収まるかを目安にしてください。

100GBを利用できる365日間は、購入日からではなく、初めてデータ通信を行った日から数え始めます。届いた時点で期限が進むわけではないため、旅行や帰省の予定に合わせて使い始めることも考えやすい仕組みです。
一方で、初回データ通信は購入後30日以内に行う必要があります。購入後に保管したままにせず、届いたら車内や自宅で一度接続し、利用開始の条件を満たしておくとよいでしょう。
購入後30日以内 初回データ通信を行う
初回データ通信を行った日 365日間の利用可能期間が始まる
月ごとに決まった通信量を必ず使うというより、送迎、旅行、移動の多い時期だけ通信量が増える人なら、年間100GBを必要な月へ分けて使う形が合うか検討できます。逆に、毎月継続して多くの通信を行うなら、容量を意識して管理する手間も含め、月額制のモバイル回線と比べて自分の利用ペースに合うかを見てください。

100GBは1年間に分けて使う容量です。動画視聴、オンライン会議、複数端末の同時利用が多い場合は、利用内容によって消費ペースが変わるため、残量を意識しながら使うことが大切になります。
容量を使い切った場合は、公式アプリまたはWEB公式ストアから追加ギガを購入して利用を続けられます。出先で通信が必要になる機会がある人にとっては、追加する手段が用意されている点は確認しておきたいところです。
残量切れを避けたい場合は、公式アプリで通知を許可すると、ギガ切れのタイミングを知らせる機能を利用できます。使う前や長距離移動の前に残量を見る習慣をつけると、容量の見通しを立てやすくなります。
追加購入が必要になる可能性を負担に感じるなら、より大容量の通信サービスも比較対象になります。必要なときに使う分を管理したいならM4、容量をあまり意識せず多く使いたいなら別の選択肢、というように考えると選びやすいでしょう。

M4は国内でdocomo・au・SoftBankのマルチキャリアに対応しています。車で移動する範囲が広い場合でも、対応キャリアの種類は確認材料の一つになります。
ただし、マルチキャリア対応であっても、走行ルートや駐車場所、山間部などでの実際の通信状況まで保証するものではありません。普段の送迎ルート、よく行く旅行先、駐車して利用する場所など、主な利用エリアで通信環境を確認してから判断するのが確実です。
通信速度は下り最大150Mbps、上り最大50Mbpsで、Wi-Fi規格はIEEE802.11b/g/nに対応します。接続は最大8台、推奨4台です。車内でつなぐのがスマートフォンだけなのか、タブレットなども加わるのかを具体的に考え、場所や端末数を含めて自分の用途に十分かを見極めてください。
| 対応キャリア | docomo・au・SoftBank |
| 通信速度 | 下り最大150Mbps/上り最大50Mbps |
| Wi-Fi規格 | IEEE802.11b/g/n |
| 同時接続 | 最大8台/推奨4台 |

ここまでの条件を踏まえると、M4は車内で給電でき、送迎や旅行など必要なときに通信を用意したい人に向いています。月額契約や端末返却を避けたい人、常時接続する端末数が推奨範囲に収まる人にも検討しやすいでしょう。
逆に、電源のない場所で端末だけを使い続けたい人、常時多くのデータ通信を行う人、多数の端末を常に接続したい人は、別方式も含めて検討するのが自然です。給電を気にせず使うことを優先するならバッテリー搭載型、容量管理の手間を抑えたいなら大容量の通信サービスというように、優先順位から選んでください。
これらを確認できたら、端末の取り扱い状況を購入先で確認し、自分の車内利用に合うか最終判断しましょう。

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